第一部:草ヒロの魅力について語る
食事後、一風呂浴びたのち、ビール焼酎その他を飲みながら、テーブルの周りに集まり、ヅラヲ氏が資料を広げ・・・・・・ ヅ) それではですね、みなさま、今日は御疲れ様でした。 タチ) おつかれさまでした。 イン) おつかれさまでした。 ヅ) えー、さっそくですけれど、座談会ということで・・・ イン) 日付じゃねえのか、先に(笑) ヅ) えー、へっへっへっ・・・ イン) 丸忘れじゃん(笑) ヅ) というわけで、えー、五月一日というわけで、もう午後8時をまわったところ・・・なんですけれど・・・この活動を始めてですね、えー、9月でしたっけ、 タチ) 去年の・・・ ヅ) 去年の九月ですね イン) パイロット版ね ヅ) はい。パイロット版から半年以上経ちまして、で、HPも立ち上げてですね、まあ、四ヶ月、ですか。いままでこう、いろいろやってきたんですけどね、いろいろテーマを決めましたので、座談会をやろうと・・・え、だめ? イン) いや、あのー、テーマウダウダより、まずあのー。 ヅ) (笑)そうですね、じゃ、まずあのー、基本的に初心者のふたり、もう通算で半年つづけているので、まあ最初に、草ヒロの魅力と言いますか・・・最初にワタシがこういう趣味を持ってますと、言った時に、第一印象をどういう風にもったかと。 タチ) まあ、理解できないなあ、っていうのは・・・ イン) うむ タチ) よく分からないなあ、ってのは自分の中ではあったかな。 イン) んー、そうだよねえ。なんかもともとヅラヲ君は変わった子だと思ったけど、やっぱり変わった子だったと。 タチ) (笑)その通りだったか、と。 ヅ) まあ、学生時代はね、車のクの字も言わんかったから・・・。 タチ) いや。 ヅ) え?そんなことなかった? タチ) うん。車がスキって言うのはたしか聞いてた気がする。 イン) ちょっと灰皿こっちやってくんない? タチ) ん。(灰皿をインチンに渡す) ヅ) そうか。ただまあね、こういう細かいことまでは、ね、言わんかったもんでね。 タチ) そうそう。 ヅ) なんかの弾みで言っちゃったんだろうね。 イン) まあ、草ヒロの魅力って、・・・なんだろうね? 別に・・・なんだろうねぇ? タチ) はじめは、去年のGW連休に会ったときに、携帯で草ヒロを撮った写真を見せてもらって・・・。 イン) んーんー。 ヅ) それが発端? タチ) それが一番最初。 イン) あ、そうなんだ。 タチ) あれたしかインチンの家の近くじゃなかったっけ? ヅ) そうそう、H市。 イン) あーあー! オレんちか! タチ) いや、んー、近くの飲み屋で。 ヅ) ちょっと洒落た・・・。 イン) あーあーあー、あーあーあー! あのイタカフェでね! タチ) そうそう。そこでなんかの話題で、ヅラヲさんがこんな趣味も持ってるんだって、で、携帯の写真を見せてもらって、「あ、こんなのやってるんだね」っていう・・・。 イン) あーあー。 ヅ) で、「ふーん」って思った? タチ) いや、ふーん、っていうよりは「いい趣味じゃん」って言って・・・。 イン) そうだね。 タチ) インチンも確か言ってたし。 イン) べつに悪い趣味じゃない。 タチ) うん。 イン) なんていうか、「わびさび」(笑) タチ) うん(笑) イン) だから車に関しては、あのー・・・。 ヅ) 車種とかに関してはね・・・。 イン) そう、ヅラヲ氏には勝てない。勝てないって言うか、ヅラヲ氏ほど深く知らないし、HPに来てる人たちみたいに、そのー、なんていうか、知識があるわけじゃないけど、やっぱりそのー、その趣味どうこう、ん? 草ヒロか、そうだな、草ヒロ・・・に関しては、べつにその時点では、ま、ヅラヲさんがやってる部分ではまあ、否定する趣味じゃネーけど、あのー、自分がやるとは思って無かったね。 ヅ) そうだね、たしかに(笑) タチ) でもたぶんね、草ヒロ、じゃくてもね、つまり車じゃなくてもね、たぶん廃墟なり廃線なりなんなりでもね・・・ ヅ) そうそうそう。潰れたモノの・・・ タチ) ちがうものでもやってたと思うんだけどね。 イン) 同じジャンルというか、枠んなかということでね。 タチ) そうそう。 ヅ) そうだね、それがたまたま車だったって言う・・・ タチ) うん・・・ イン) それがいいよね。どこにでもありそうで・・・ま、探してみるとなかなかないんだけど、なんか素人から考えると、そういわれてみると子供のころに「あそこに廃車があったなー」とか。 ヅ) そうそう。 イン) そういう思い出って、やっぱ記憶の片隅に残ってるからさ。なんかこう、自分らでも見つけれそう、みたいなさ。 ヅ) うん、あのね、子供の頃には、あのー、よく廃車で遊んだって言う、記憶が・・・ イン) あんまないけど。 タチ) ・・・ないけど(笑) ヅ) ワタシは結構ね、モータースの片隅の中に入って・・・、 イン) 犯罪ですね。 ヅ) まあ、日曜とかだからね(苦笑)。人居ないし。 イン) いや、そういう問題じゃないと思うけど。 ヅ) ま、あぶないからね、こどもだと、怪我したりするからね。 タチ) ああ。 イン) まあ、やっぱりね、あの、ヅラヲ氏やタチ氏はどうか知らないけど、俺は最初のパイロット版、あくまで主眼は温泉旅行の最中にやるっていう・・・ ヅ) そうそうそう。 イン) そのときに、・・・あの時どんだけ見つかったんだっけ? タチ) 五件。 イン) 五件だっけ。そのときに、なんというのか、・・・捜す過程というか・・・ タチ) そうそうそう。車・・・がどうとかそういうのじゃなくて、その、捜すまでの過程が面白いって言う・・・ イン) うん。・・・女の子とデートでドライブって言うときは、やっぱりその、車中の会話だとか、それから目的地までの道のりって言うのが楽しいわけだけど・・・それを男三人で行っても楽しくも何とも無いわけだし、車中の会話ったって、大学からの腐れ縁だし、ねえ・・・ タチ) (笑) ヅ) もう十年も経っているわけだし・・・ タチ) 改めて話すことも無いしねぇ(笑) イン) そう。で、この草ヒロを探すって言うのは、目的地が「有って無い」ようなもんで。 ヅ) うん。これはない。この地方の、この所とか・・・ イン) ていうところがね、やっぱり・・・ タチ) インチンコラムにある、放浪に似てるというのが、やっぱり? イン) うん。で、そのー、捜す段階においては、車に詳しいヅラヲさんも、それから俺らみたいな初心者も、土台は一緒、っていう・・・。 タチ) そうそう。 ヅ) そうだね。 イン) そこの角を右に曲がろうが左に曲がろうが、誰がどの判断下したって、どれが正解かってことも判らないわけだし、そういうところに「とっつきやすさ」があるよね。 ヅ) うん。 イン) それで見つけたものが、やっぱりたぶん俺とタチ氏だけの二人だったら、知識がないもんで、そこで終わってるんだよ。 タチ) そう。 イン) そこに知識が深いヅラヲさんがいるもんで、「コレは若い」とか、「コレはレアだ」とか評価をその場で下してくれるから・・・ タチ) そうそう。 イン) 見つかったものに対しての判定がすっと下るから、それもあるね。 ヅ) 最初に九月の、温泉行く時に、そのときに一言ね、「なんかあったら、停めてって言えば止まるから」って言われてねえ。 タチ) そうだね、あれはその前に、「草ヒロ強化合宿と温泉旅行やりましょう」っていうふうに、インチン氏とメールで冗談交じりにやり取りしてたから・・・ ヅ) ワタシはそれ、しらんかったからね、行き先だけ聞いたときに、じゃあ、見つかったら場所だけ控えといて、あとで別の機会に一人でいってもいいし、っていうふうに思ってたからね。 イン) そうだね、あのパイロット版がすべての方向を決めたね。 ヅ) そうそうそう。あれで、「あ、そうなんだ。じゃあ一回、どういうものかっていうのをやってみよう」っていう・・・ イン) そうそう。あの時はだから俺も消化不良だったから。やっぱり。温泉が主眼だったし、ダラダラするのが主眼だったもんで、そう根つめて捜さなかった・・・にも関わらず五台見つかったと。 ヅ) そうそう。 イン) じゃ、これ、朝から特化してさがせば、もっと見つかるんちゃうの、という。じゃあ、それ専門でやってみようよ、と。一泊とかしなくていいから、日帰りで。 ヅ) うん。 イン) そしたらその二回目で・・・二回目は何台だったけ。 ヅ) えー、十・・・二、三台? イン) 二回目って言うか、正規の一回目か。 タチ) ・・・十七台くらいだったかな? ヅ) A半島でしたっけ。 イン) やっぱそこで実績が上がったってのがね。で、ヅラヲさんからすれば、いままでのなかではリピーターもあったろうし、そう珍しくないのも有っただろうけど、とにかくあの時は新鮮だったもんで。ねえ? タチ) うん。 ヅ) そうそう。 イン) あ、けっこうあるな、と。 ヅ) うん。 イン) あてもなく、あっちこっちほっつき歩いても見つかるもんだな、と。 タチ) ギャンブル性も高いしね。 イン) うん。 タチ) どこ行くと有るとか無いとか判らないし。 ヅ) そう。場所によっては、もう一桁しか見つからないとか・・・可能性、危険性もあるからね。 イン) それはいつでもどこでもそうだけど、それは・・・ねえ。実際、今日も三台しか見つかってないし(笑) タチ) そうそう(笑) ヅ) そう・・・だね(苦笑) イン) 遠出した割には三台しか見つかってないわけだもんで・・・(笑)まあ、途中高速道路上で二、三台、「アレ、アレ」っていうのは有ったけど、そういうのは見に行ってないからね。 ヅ) うん。ムリだしね。 イン) まあ、パイロット版がすべての始まりだったと。でまあ、まとめると、草ヒロの魅力というのは。 ヅ) んー・・・・・・ま、これはねえ、結局「インチンコラム」の焼き直しみたいになっちゃうけど(笑) タチ) ああ(笑) ヅ) 放浪の・・・浪漫というかですね・・・ イン) ん〜、ですねぇ。 ヅ) その楽しさと言いますか・・・ タチ) まあ、そこらへんはそれぞれ、各自で違うところもあるからね ヅ) そうだね、いろいろありますね。 イン) 俺はまあ、会うたんびに、ヅラヲさんの横っ面のハゲが大きくなってくるのが気になるね。 タチ) ああ(笑)。 ヅ) (笑)。 タチ) 寝癖かな? ホンモノかな?ってね(笑) イン) スリリングでね(笑)。そろそろヅラヲというハンドルネームも・・・ タチ) ははあ(笑) ヅ) 真実味を帯びてくると・・・(笑) イン) 事実として、現実とシンクロしちゃうと、ちょっとコレ・・・(笑)、誹謗中傷のタグイになっちゃうからちょっとやめたほうがいいかもしれないと(笑)。 タチ) そうか(笑) イン) みやび、のほうに統一で直さなきゃいけなくなってくるから(笑) ヅ) つまりワタシのハンドルネームが変わった時には、「ああ、ホントに、なっちゃったんだな」と(笑) タチ) イッたな、と(笑) イン) まあ、草ヒロの魅力とは全然カンケーない話になっちゃったけど(笑)
つづく