'05 3月総評

 2005年に入ってからというもの、二ヶ月連続の不振にあえぎ迎えた弥生三月の探索活動。

 ここで今までと同じような成果だったらもはや活動もこれまでか・・・、といった声がチラホラと聞かれたのもまた事実(笑)。

 探索日が近付くにつれ徐々にプレッシャーを感じ始めた時、降って湧いたように我々の大学時代の後輩から、一度活動に参加したい旨の連絡が有りました。当然彼も自動車、特に旧車に関してはド素人なので、3月は急遽後輩の研修を兼ねた探索と相成ったのです。
 新人が参加している以上、プライドの微塵も無い我々にも一応の意地が有ります。もしここで貧弱な結果に終わったら

「な〜んだ、思ってた割には全然見つかんないっすね、へへっ」
 なんて言われて面目丸つぶれになってしまいます。それを避けるためにも、と次第に顔が般若チックに変化していくヅラヲ、衝動買いした地図を持つ手が汗でにじみます。
 ・・・結果として今回はなかなかのラインアップが集まり、何とか先輩としての面目は保ったように思います。 辛く寒い冬に別れを告げ、植物との協調性を感じさせるような廃車達が16台。悪臭の中で生き続けるバス、欲望に満ちた無人販売所の近くで余生を過ごすトラック等々それぞれの生き様に感動し、彼らと出会えた偶然性を胸に秘めつつ来月以降の活動につなげていけたら良いと思います。


 次回、どこ行きゃ良いんだろう・・。
(ヅラヲ)


※ここでの評価はあくまで主観的なものであり、当方の感性によるものです。見る人によってさまざまな見方や感じ方がありますので、そういったものを批判・否定する意図などは全くないことをお断りしておきます。

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