「正直、今回の成果ではとても総評を考えることは出来ない」
とヅラヲは主張したのですが、
「こういう成果だからこそ総評で何とか補え」
などと分かったような分からないような論理で編集担当にあっさり却下されてしまいました。 10月の更新を楽しみにしていた方々、こんな貧弱な成果でスミマセン・・・。 と、のっけから謝罪してしまいましたが、このようなサイトの性格上、こういった事は十分考えられるわけで・・・。
ま、草ヒロというものはそんなに簡単に見つかるものじゃないですよね♪
で、今回我々はなぜだか途中から探索そっちのけになり、中部空港を冷やかしに立ち寄ったり、由緒ある野間大坊を訪れてみたりで完全にチープな旅番組モードに突入しました。草ヒロ探索ももちろん楽しいものですが、こういった横道に逸れて本来の目的を失ってしまうところが何とも我々らしいです。
ダイナが在った場所は人もあまり踏み入れない場所のため、蜘蛛（ヅラヲ曰く「タランチュラ」）が頭の位置に大量に巣を張っていて、それをインチンが拾った棒きれを振り回し続けて払いのけ、根っからのガキ大将ぶりを発揮したのも見逃せません。
空港では、空っぽの従業員専用駐車場に我が物顔で入ろうとして、開かないゲートに呆然となり周囲の人達の視線をアイドル並みに浴びた天然オバチャン、さらに、
「客室乗務員が制服で休憩してる！！」と妙に興奮するインチン、
「しまった！ カメラ車に置き忘れた！」と空港のデッキで普通の旅人の如く後悔するタチ、
「空港で働くクルマは最近のばっかりだな・・・」と新空港にいわれのない毒を吐くヅラヲ、
などと三者三様の反応をしている間に次第に黄昏時が迫っていました・・・。
最後のバスの近くには豚舎が在るらしく、どこかから怪獣のように聞こえてくる大量の豚の叫びを耳にしながら決死の撮影を試みました。その叫びを聞いているうちに、疲れている我々には、チェーンソーを振り回す殺人鬼が幼稚園に入り込んで大暴れしているスプラッタな妄想を浮かべていたのも確かです。
あと、道中で見かけた、片側一車線の交通量の多い道路に車を堂々と停めて流れを遮断し、マネキンのようなカカシと一緒に写真を撮っていた若い女性二人組、非常識だと憤りつつも何となく我々と同じ匂いを感じました。
・・・全く草ヒロと関係無い話題ばかりで恐縮です。
（ヅラヲ）
 |
 |
|
