'07 4月総評

 探索エリアがもはやどこかのダムのように枯渇しつつある我々探索隊が訪れたのは、やはり以前押しかけたことのある地域でした。
 再調査という名目でもう一度細かく見ていけば、まだ何とかなるものです、と思いたいです。年末年始にしょっちゅう流れるカレーのCMコピーではないですが、


「長野も良いけど、地元もね!」


 などと自宅の風呂場で声を大にして言いたくなります。でも数多く収集したいのならばやっぱ長野なんですけどね(全然フォローになってないがな)。


 さて、いつのまにか「昼食には蕎麦を食べなければならない」という取り決めを持つようになった探索隊は今回、大変風情のある蕎麦屋に出くわしました。
 ナビで近辺の蕎麦屋を検索し、案内に従っていったら老人福祉施設に突入したのはご愛嬌。

 気を取り直して再検索したどり着いたのは、水車なんか装備された非常に趣のある蕎麦屋でありました。
 もちろん昼時なので多くの人で混雑していました。待つことかれこれ1時間弱、いつもは「昼飯に探索時間を取られるのは愚の骨頂」というポリシーのヅラヲでさえも納得の待ち時間。自他ともに認める「ミスター妄想」、タチなんかは


「ここは(宮沢賢治原作)『注文の多い料理店』の舞台に違いない」


 などとありえない仮説を打ち立ててひとり恍惚状態にありました。


 しかしこの店はヅラヲにとって鬼門だったようで、注文を頼む際、ざるを頼んだインチンに続いてふつうに「ボク温かい蕎麦ネ〜」と頼んだら、店員の女の子に「温かい蕎麦はもう扱ってないんです。たしかメニューにも書いてあったと思いますけど・・・」と手元のメニューを指差して不審顔で思いっきりダメ出しをされてしまいました。慌てて見直すと確かにメニューの片隅に小さい字で「温かい蕎麦は冬期のみ」みたいな事が書いてあったのですが・・・。
 トイメンのインチンが節操もなく笑って「メニューちゃんと見なきゃダメじゃないヅラヲさ〜ん」と言います。タチも「書いてあったじゃないですか。どこに目つけてんですか」と責め立てます。


 一人恥をかかされたヅラヲはその夜、自宅の風呂場で声を大にして叫びました。


「最後の一言が余分なんじゃ、店員!!」


 次回は冬に温蕎麦を食べに行き、リベンジすることを誓ったヅラヲでありました。


お詫び:毎回草ヒロとは全然関係の無い総評で申し訳ありません・・・。
(ヅラヲ)


※ここでの評価はあくまで主観的なものであり、当方の感性によるものです。見る人によってさまざまな見方や感じ方がありますので、そういったものを批判・否定する意図などは全くないことをお断りしておきます。

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