'09 3月総評

 N県(今さらイニシャルでもないもんだが)=草ヒロの聖地とは誰が名付けたのか、しかしこれほど当てはまる言葉もあるまい。


 なぜN県に草ヒロが多く存在するのか、これは某誌某コーナーなどで様々な角度から論述されているし、どれが正解という決まった答えがあるわけでもない。

 ただ一つ言えるのは、「草ヒロの量と質(個体の稀少性)の二兎を追い求めるのなら、N県を訪れるのが手っ取り早い」ということだ。それは恐らく今でも変わらない。


 最近は通常の月イチ探索(たまに二ヶ月に一回くらい)でしか草ヒロと触れ合う機会がめっきり無くなった私も、二〜三年前まではプライベートでもなるべく時間をつくり探索をしていた事がある。
 その際訪れたN県のある地域に私はドギモを抜かれ、腰を抜かし、とにかくいろんなモノを抜かれてしまった。

 歩行者天国、おさかな天国、料理天国・・・、この世に数多存在する「天国」の中でそれは、「草ヒロ天国」と呼ぶに相応しい場所であった。


 あれから時間が流れ、やれ自リ法だやれ鉄価格の高騰だと草ヒロを囲む環境が騒がしくも厳しくなり、さてあの地域の草ヒロ事情は今どうなっているのだろうかとふと思うようになった。それは別れた恋人が今どこでどうしているのかとふと思うことと似ているというほどでもない。


 そこで私はメンバー二人をダシに使い、あの地域の再訪を思いついたのである。




 物理的状況により早朝に集合することは不可能。通常の探索のように常識的な時間に出発し、常識的な時間に帰路に着くため、滞在時間はほんの数時間。とてつもなく途方もない「ガソリンと時間の無駄遣いプロジェクト」ではあるが、これがまた私達らしくて良いではないか。ガソリンは使うためにある、時間もまた無駄に使うために存在するのだ。


 結論を言うと、以前訪れた時と比べてあの地域も確実に草ヒロの数が減っていた、と思う。


 と思う、と書いたのは記憶力のあまり良くない私なので、本来調査すべき区画を失念していたり、間違えていた可能性もあるからだ。広大な果樹園地帯はランドマークになるような物も無く、ひたすら単調な風景が続いているだけ、ただし綺麗に整地されている区画もあったので「もしやこの辺りがかつて草ヒロワンダーランドだったのでは」と思いつつも、「あれ〜確かここら辺に○○があったような気がするんだけどな〜」などといった言葉を多用していた記憶もあるので何とも頼りない結論ではあるが(苦笑)。


 もう少し違うエリアも再訪しなければいけなかったが、時間の都合上また機会を改めて再訪したいと思っている。


 思うだけなら自由である。


注:もうすこし詳しい事情は「楽屋噺」へ。


(ヅラヲ)
 楽屋噺


※ここでの評価はあくまで主観的なものであり、当方の感性によるものです。見る人によってさまざまな見方や感じ方がありますので、そういったものを批判・否定する意図などは全くないことをお断りしておきます。

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